メンヘラでバツイチのおひとりさま。

話し相手はわんこだけのおひとりさま。日々を語ります。

お題「大人になってから好きになった漫画orアニメ」

 

もう長いことマンガ買ったりアニメ観たりしてなかったんだが

最近になって無料でマンガが読めるアプリを入れてみた。

 

って言ってる時点で相当なオバサンぶりを発揮しているわけだが

これがもう、只今ドハマり中でございまして。

 

今どんなのにハマってるのって話なんだが、その前に

しばしアナログおばちゃんの思い出話にお付き合いいただきたい。

 

わっちがガキの頃、

マンガを読み始めた頃なんてのは

単行本が主流で、週刊のマンガなんてのは買えなかった。

当時はDr.スランプアラレちゃんとか

うる星やつらとか、マカロニほうれん荘とか

らんぽうとか、コータローまかりとおる!とか

おやこ刑事とかバツ&テリーとか

そんなのを単行本で揃えて読んでいた。

 

…子どもらしいんだからしくないんだか。

 

それはさておき、小学生のわっちにとっては

当時1冊400円前後の単行本が

それはそれは高価な買い物で

1ヶ月に1冊買うのがやっとだった。

 

マガジンやサンデーを毎週買うこともできない

小学生のわっちは、単行本になるのを

心待ちにしていたものだ。

 

そして新作を知る術のない小学生は

当時数少ない「単行本にビニールがかかっていない書店」を

探し、絵柄で自分が好きな内容かとか、

いわゆる「立ち読み」で読みたい作品の幅を

拡げていったものだった。

 

そういう努力(と言っていいのか)で

自分が好きなマンガを足で探していたのを考えると

アプリで探せる今とでは本当に雲泥の差だと思う。

 

どちらがいいとは言えないが、

アナログな手法で好きなマンガを探していた

小学生時代は、それはそれでいい思い出だ。

 

で、最近そのアプリを入れてハマっているのが

いわゆる「BL」、である。

 

わっちぐらいの歳(アラフィフ)になると

フツーの恋愛ものなんて、ぶっちゃけ

共感できる要素ゼロである。

学生ものが大量に出回っているが

独身のおばちゃんにはもはや理解できない。

 

かといってサレ妻だの復讐だのとなると

あまりにリアルすぎて具合悪くなる。

 

そんな中で、新鮮にワクワクしながら、

かつドキドキしながら読めるのが「BL」だった。

 

ボーイズラブ、昔なら「やおい」と言われた分野だが

今のわっちが読むともう、泣けるくらいの話だ。

 

多様性が声高に叫ばれる昨今でさえ、

理解が進んでいるとは到底思えない。

それでも、理想論なのかもしれないが

こういう恋愛が成立するまでの葛藤だったり

成就したあとの幸せな姿を

たとえマンガであっても感じられると

なんだかわっちまで幸せのおすそ分けをいただける気がするのだ。

 

最近ではわっちが読んでいた作品が

ドラマ化されるような話もちらほら聞こえてきて

嬉しい限りではあるのだが

めっちゃドハマりしている作品にはそういう話が聞こえてこない。

 

「僕のおまわりさん」

という作品が、ものすごく好き。

当たり前の日常の出来事があって

でも双方の感情があって

そこに至るまでの思いがあって

それでいていろんなところに双方の

双方に対する思いやりがあって

 

あぁもうっ…

 

なんなのもうっ…!

 

ごちそうさまでしたぁっ‼

 

って感じなのです。