メンヘラでバツイチのおひとりさま。

話し相手はわんこだけのおひとりさま。日々を語ります。

50歳

 

大変だ。

50歳にもなっちまった。

しかも、バツイチ無職。

金も無ければ何にもない、おひとりさまである。

ガキの頃、50歳の自分がこんなふうになってるなんて想像もしなかった。

普通に結婚して子どもがいて、専業主婦にでもなってんだろうな、と

何の疑いもなく思っていたのだが。

 

まぁいわゆる「バブル崩壊」「就職氷河期」が

わっちの人生の全てを狂わせたんだろうな。

わっちの努力だけではどうにもならなかった。

 

もうひとつ、どうにもならなかったのが「親の介護」だ。

わっちがガキの頃、何の疑いもなく専業主婦になるだろうと思っていたのと

同じように、親も何の疑いもなくわっちの世話になるのが当たり前だと思っていた。

結果、わっちは本当なら死んでも手放したくなかった「正社員」を手放した。

 

おまけに親は借金を残さなかった代わりに、蓄えも残さなかった。

遺したのは、可愛い可愛いわんこがふたりだけだ。

 

つか、バツイチ無職50歳にわんこふたりも置いていくってどういうことよ。

どんだけの責任をわっちに負わせて逝くんだ。

散々、介護させたほかに、ふざけんな。

 

とは言っても、わんこは可愛い。

というかもう、愛おしい。

全面的にわっちを信頼して、すべてを委ねている。

 

明日は、わんこふたりをトリミングに連れて行く。

もうボサボサで血統書付きの見る影もない。

ない、が。

 

ふたり分で、2万円弱、飛んでいく。

無職のわっちには、キビシイ…

キビシイが、その他に今月は狂犬病の予防接種と

フィラリアの検査・予防薬1シーズン分がある。

全部、×2、だ。

 

50歳に、これから仕事なんて見つかるのかなぁ…

就職氷河期経験者は、怯えるばかりだ。